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2026/02/27 2月27日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

論語 一日一言 
立志立命の道
伊與田覺 監修 致知出版
2月27日

利に放りて行えば、
怨多し

子曰わく、
利に放りて行えば、怨多し。
(里仁第四)
【訳】先師が言われた。
「自分の利益のみを思って行えば、
やがて互いに怨み合うようになることが多い」
*単に利によって始めた共同事業は、利益の分配
の段に及んで意見を異にして分裂することが多い。
昨今企業の吸収合併が日常茶飯事の如く行われて
いるが、長い目で見てはたしてうまく行くか甚だ
疑わしい。やはり確乎たる正しい理念を同じくす
れば、苦難の道も厭わず一致協力するようになる。


「自分の利益になることだけを基準にして動いていると、
いつの間にか周りから反感を買ったり、
仲間割れが起きたりして、
結局は恨まれることが多くなるものだよ。」
・・・「我利我利亡者」という言葉がありますね。
「他利他利豊者」を意識しながら人生を歩みます。
 

2026/02/26 2月26日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

論語 一日一言 
立志立命の道
伊與田覺 監修 致知出版
2月26日

君子は徳を懐う||即日一
子曰わく、
君子は徳を懐い、小人は土を懐う。
君子は刑を懐い、小人は恵を懐う。
【訳】先師が言われた。
「人の上に立つ者が
自分の行が徳に合することを思うのに対し、
人民はその土地に安んじて
耕作にいそしむことを思う。
上に立つ者が法制にかなう政治を思うのに対し、
人民は上から恵みを与えられることを思う」


「リーダーたる者は、
『自分の行いが道徳にかなっているか』と
常に自分を律することを考える。
一方で、
一般の人々は『今の土地で安心して暮らせるか』
という生活の安定を願うものだ。
・・・リーダーは、
社会のルールや仕組みが正しく機能しているかを
真剣に考えるが、
多くの人たちは、
自分たちにどんな利益や恩恵があるか、
ということを何より考えているのですね。
…もちろん私はウクライナ情勢や
進んでいる中国の他国への侵攻、
台湾進攻などに口を出せる立場ではありません。
「沖縄は中国の領土だ」
と言い始めている習近平はどこまで行こうとしているのか?
 

2026/02/25 2月25日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

論語 一日一言 
立志立命の道
伊與田覺 監修 致知出版
2月25日

適も無く、莫も無し

子曰わく、
君子の天下に於けるや、
適も無く、莫も無し。
義に之れ與に比う。
(里仁第四)
【訳】先師が言われた。
「君子が政治にあたるときには、
ぜひともこうしなければならないと固執することもく、
絶対にこれはしないと頑張ることもない。
ただ道理に従っていくだけだ」


「リーダーたるもの、世の中のことに対して
『絶対にこうしなきゃダメだ!』と頑固になったり、
『これだけは絶対に嫌だ!』と拒絶したりしてはいけない。
ただ、その時その場において
『何が正しいか(義)』ということだけを基準にして、
柔軟に行動すべきだよ。」
・・・「執着を捨てて、本質を見極める」
ことが大切だと言われています。
「執着」は夢を実現するためにとても大切ですね。
しかし、
「オリンピックで金メダルを取る」
…世界で一人だけが達成するのです。
チャレンジすることはとても大切ですが、
50歳になっても60歳になっても・・・
では本末転倒です。
「執着を捨てて、本質を見極める」…大切です。
 

2026/02/24 2月24日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

論語 一日一言 
立志立命の道
伊與田覺 監修 致知出版
2月24日

未だ與に議るに足りず

子曰わく、
士、道に志して、悪衣悪食を恥ずる者は、
未だ與に議るに足らざるなり。
(里仁第四)
【訳】先師が言われた。
「いやしくも道に志す人で
粗衣粗食を恥じるようでは、
まだ共に語るに足らない」
*幕末九州日田の地に全国から笈を負うて集まっ
た学徒三千。その日常を賦した塾主廣瀬淡窓の
詩がある。「道うことを休めよ他郷苦辛多しと。
同抱友有り自ら相親しむ。柴扉暁に出ずれば霜
雪の如し。君は川流を汲め我は薪を拾わん」


「志を立てて立派に生きようと願いながら、
自分の着ている服がボロいとか、
食べているものが質素だということを
恥ずかしがっているようでは、
まだ一緒に真理を語り合う仲間としては
物足りないね。」
・・・「粗衣粗食」という表現は、
「見栄を捨てなさい」
ということを意味していますね。
「言い訳」や「素直でない姿勢」
なども同じです。
松下幸之助翁の大切にされた言葉、
『素直』を心します。
 

2026/02/23 2月23日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

論語 一日一言 
立志立命の道
伊與田覺 監修 致知出版
2月23日

朝に道を聞けば

子曰わく、朝に道を聞けば、
夕に死すとも可なり。
(里仁第四)
【訳】先師が言われた。
「朝に人としての真実の道を聞いて
悟ることができれば、
夕方に死んでも悔いはない」
*これは道を求めて悩み苦しむ極点にある時に
自ら発する言葉であろう。孔子や釈迦も修行時
代には幾度も抱いた感情であると思われるが、
それだけに悟り得た時の歓喜は凡俗の想像を絶
するものであったと思う。
「世の人がすべて道を聞いて行うようになれば、
自分はいつ死んでもよい」とする説もある。


「朝、人として正しい道を悟ることができたなら、
その日の夕方に死んだとしても、何ら後悔はない。」
・・・『朝』と言われていますが、
要は、自分が生まれてきた価値、
森信三先生流だと、
持って生まれた使命の書かれた封筒を開封し、
人生をかけることのできる
「信念や使命」のことですね。
開封するためのツールの一つは
3KM手帳と言えるのでしょうね。
 

2026/02/22 2月22日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

論語 一日一言 
立志立命の道
伊與田覺 監修 致知出版
2月22日

過を観て仁を知る

子曰わく、
人の過や、各々其の党に於てす。
過を観て斯に仁を知る。
(里仁第四)
【訳】先師が言われた。
「人の過ちは、
それぞれの仲間や心がけから出るものである。
したがって、過ちの内容を見て、
その人の仁、不仁がわかるものだ」
*過ちは、自らは正しいと思って行ったことが間
違っていたことを内省した時に感じる心情で、
所謂罪とはその次元を異にする。孔子はその過
ちを少なくしようと努めたが人の過ちを見てそ
の人柄をも察知された。


「人間の過ちというものは、
その人が属している仲間の性質や、
その人自身の日頃の心がけから生まれるものだ。
その人が、どんな過ちを犯したかを観察すれば、
その人の内面にある『仁(思いやり)』の深さや、
人間性の本質がわかるものなのである」
日創研の田舞さんがよく言っていました。
「花の周りに蝶が舞い、
ウンチの周りにハエが群がる
あなたは『花』なのか?『ウンチ』なのか?』
これも、あなた(私)自身の本質なのですね。
 

2026/02/21 2月21日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

論語 一日一言 
立志立命の道
伊與田覺 監修 致知出版
2月21日

未だ仁を好む者を見ず

子曰わく、
我未だ仁を好む者、不仁を悪む者を見ず。
(里仁第四)
【訳】先師が言われた。
「私はまだ、本心から仁を好む者、不仁を
憎む者を見たことがない」
*人の真価は、その者が生死の極限状態に遭遇し
た時に表れるものである。孔子は幾度かその状
態を体験したが、生を求めて仁道に反すること
はなかった。この一句は孔子が当時の世相の中
に在って体験的事実としての発言であって千鉤
の重みが感じられる。


「私は、心から『仁(思いやり)』を愛し、
一点の迷いもなく
『不仁(思いやりに反すること)』を
憎み抜くような、本物の人物には、
いまだかつてお目にかかったことがない」
・・・この言葉をどう受け取るのか?
…それぞれです。
・・・そんな人いるはずない。
と言ってしまえばそれまでです。
「君たちは本物になりなさい」
と諭されているのでしょうね。…刺さります。
 

2026/02/20 2月20日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

論語 一日一言 
立志立命の道
伊與田覺 監修 致知出版
2月20日

悪くにか名を成さん ②

君子は仁を去りて悪くにか名を成さん。
君子は食を終るの間も、仁に違うこと無く、
造次にも必ず是に於てし、顛浦にも必ず是に於てす。
(里仁第四)
【訳】「君子は、仁の道から離れてどこで
有徳の立派な人物だと称えられようか。君
子は、食事をする短い間も仁の行に違うこ
となく、あわただしい場合でも必ず仁の道
により、つまずいてひっくりかえるような
ときでも仁の道から離れることはない」


「君子が、
もし『仁(思いやり)』の心を捨ててしまったら、
一体どこにその名声や価値があるというのか。
本物の君子は、食事をしているわずかな時間でも
仁の道を外れることはない。
たとえ急ぎ慌てている時であっても、
つまずいてひっくり返るような切羽詰まった時でも、
常に仁の心と共にあり、
そこから離れることはないのである」
・・・忙しい時やイライラした時こそ、
「自分は仁から離れていないか?」
…修行が足りていない自覚。…常に自問自答。
「どんな時でも変わらない心」を目指します。
 

2026/02/20 2月19日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

論語 一日一言 
立志立命の道
伊與田覺 監修 致知出版
2月19日

悪くにか名を成さん ①

子曰わく、
富と貴とは、是れ人の欲する所なり。
其の道を以て之を得ざれば、処らざるなり。
貧と賎とは、是れ人の悪む所なり。
其の道を以て之を得ざれば、去らざるなり。
(里仁第四)
【訳】先師が言われた。
「人は裕福になり高い地位に登りたいと願
うものだ。しかし正しい人の道によって得
なければ、それに満足していない。貧しく
なりたくないし低い地位におりたくないも
のだ。しかし正しい人の道によることがな
ければ、それから逃れようと焦らない」


「財産と高い地位は、誰もが欲しがるものである。
しかし、人間として正しい道で得たものでなければ、
そこに居続けてはならない。
貧しさと低い身分は、誰もが嫌がるものである。
しかし、たとえ不当にその境遇に陥ったとしても、
人間として正しい道を外れてまで、
そこから無理に逃れようとしてはならない」
・・・目先の損得に一喜一憂せず、
常に「正義の道」を進んでいくこと。
結果として揺るぎない品格と、運命を
育てていくのだということなのですね。
中国では「結果がすべて」と言われがちです。
中国人転売ヤーが多いのはそうした影響なのでしょうね。
「誰も見ていないが、お天道様が見ている」
と昔から言われています。
 

2026/02/20 2月18日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

論語 一日一言 
立志立命の道
伊與田覺 監修 致知出版
2月18日

仁に志せば悪むこと無し

子曰わく、
筍しくも仁に志せば、悪むこと無きなり。
(里仁第四)
【訳】先師が言われた。
「かりそめにも仁に志したならば、
いたずらに人を退けたり拒んだりすることはない」
*一般には悪と解する者が多いが、安岡正篤先生
は悪むと読んで、対人関係の在り方と解している
のである。何れも通ずるものであると思う。


「ほんの少しでも、
相手を思いやる心を持っていたなら、
人をむやみに憎んだり、遠ざけたり、
拒絶したりすることはなくなるであろう」
ロシアのプーチンや、
中国の習近平に『仁』はあるのでしょうか?
最近はロシアや中国が世界を震撼させているので、
少し影が薄い北朝鮮の金正恩は、
娘を次期指導者に指名するとか?
世界には『仁』を感じない指導者は
まだまだ多いのですが・・・。
 

2026/02/17 2月17日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

論語 一日一言 
立志立命の道
伊與田覺 監修 致知出版
2月17日

仁者のみ能く人を悪む

子曰わく、唯仁者のみ能く人を好み、
能く人を悪む。
(里仁第四)
【訳】先師が言われた。
「ただ仁者だけが先入観なく正しく人を愛し、
正しく人を憎むことができる」
*仁者は、澄んだ鏡の如く、人の正邪善悪が自ら
映るのである。宗聖と称せられる曾子の著「大学」
に「好みて其の悪しきを知り、悪みて其の美を知る
者は天下に鮮なし」とあるのは、これを表現したも
のと思う。


本当に私心のない、誠実な人だけが、
自分の感情に振り回されることなく、
その人の良さを正しく認め、
また、その人の悪さを正しく見抜くことができる。
・・・伊与田先生は、
「好みて其の悪しきを知り、悪みて其の美を知る」
『好きな相手であっても、その人の悪い点は冷静に認める。
嫌いな相手であっても、その人の良い点は素直に認める』
…ここが肝だと言われていました。
 

2026/02/16 2月16日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

論語 一日一言 
立志立命の道
伊與田覺 監修 致知出版
2月16日

知者は仁を利す

子曰わく、不仁者は以て久しく約に処るべからず。
以て長く楽に処るべからず。
仁者は仁に安んじ、知者は仁を利す。
(里仁第四)
【訳】先師が言われた。
「不仁の者は長く逆境におることはできない。
また長く平安な生活をも続けることができない。
仁者は安んじて仁を実践し、
知者は仁の価値を知って仁を実践する」
*仁の道に生きることに安心を得ているのが仁者、
知者は自分に利益があるから行う。


徳のない人は、
苦境に立たされればすぐに音を上げる。
成功が続けばすぐに調子に乗って失敗する。
自分の中に軸がないからだ。
本当に徳のある人は、
常に『誠実であること』を通し続ける。
賢い人は、
誠実でいることが、
自分を一番の利益であり、
なかがあっても助けてくれると信じている。
だからその道を選ぶのだ。
・・・毎日政治の話が続きますが、
まずは、『国家』。
そして、『国民』です。
沈んでいく船の中で贅沢をさせてもらっても、
船が沈んでしまえば元も子もありません。
日本の政治が目指す一番は、
『沈まない日本』づくり、
ここに手を抜くことなく進めながら、
国民の豊かさにも常に目を向ける。
…であってほしいものです。
 

2026/02/15 2月15日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

論語 一日一言 
立志立命の道
伊與田覺 監修 致知出版
2月15日

仁に里るを美と為す

子曰わく、仁に里るを美と為す。
択びて仁に処らずんぱ、焉んぞ知なるを得ん。
(里仁第四)
【訳】先師が言われた。
「仁に行の拠り所を持つのがうるわしい。
択んで仁によらなければ、
どうして知者と言えようか」
*この章は、日本婦人の心情を育てる上に於て
重要視されたものと思う。それは女性の名に多
く引用されている。例えば里子・仁美・里美・
美知子等。ある美知子さんの所望で色紙にこの
章を書いて大変喜ばれた。


思いやりのある温かい心を、
自分の心の拠り所として生きることは、
本当に素晴らしいことだ。
もし、自分の居場所や生き方を選ぶときに、
『誠実さや優しさ』を基準にしないのであれば、
いくら頭が良くても、
本当に賢い生き方をしているとは言えない。
・・・この文章を読むと、
昨日に引き続き、
今回の衆議院選挙で大敗した政党と、
大勝した政党の違いが良くわかります。
…大勝しすぎて、
ブレーキを踏みまくる議員も当選したのは、
少し厄介ですね。
 

2026/02/14 2月14日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

論語 一日一言 
立志立命の道
伊與田覺 監修 致知出版
2月14日

吾何を以てか之を観んや

子曰わく、上に居りて寛ならず、
礼を為して敬せず、
喪に臨みて哀しまずんぱ、
吾何を以てか之を観んや。
【訳】先師が言われた。
「上位に居て寛容でなく、
礼を行って相手を敬わず、
葬儀に参って心から悲しまなければ、
何によって、その人柄を判断しようか」


マナーはよいが、
相手を見下して、敬意が感じられない。
冠婚葬祭の場でも、心からの感情を感じない。
どこを評価すればいいのだろう。
・・・パフォーマンスとしての善人からは、
心を感じない。
どれだけ立派なことをしても評価に値しないのですね。
衆議院選挙の結果が、
高市早苗首相の真の評価なのでしょう。
 

2026/02/13 2月13日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

論語 一日一言 
立志立命の道
伊與田覺 監修 致知出版
2月13日

夫子を以て木鐸と為さん

二三子、何ぞ喪うことを患えんや。
天下の道無きや久し。
天将に夫子を以て木鐸と為さんとす。
【訳】
「皆さんはどうして各地をさまよっていることを
気になさることがあろうか。
天下に道の行われないのは久しいので、
天が先生を木鐸として、
道を知らせようとしているのです」
*木鐸は振子が木の鈴となっており、
役人が命令をふれまわすときに使う。


天下が乱れて久しい。
だからこそ、天は孔子先生を、
世の中を正しい道へ導くための木鐸として、
各地を歩かせているのだ。
今、うまくいっていないことには、
天が与えた使命がある。
孔子が権力を持って一箇所に留まっていたら、
その教えは世界に広がらいかもしれない。
各地を放浪したからこそ、教えが磨かれ、
現代まで続く智恵となったのです。
・・・「なぜ自分ばかりこんなに苦労するのか?」
と思うとき、
「私自身を成長させるための神からの試練」
…と、無理やり自分に言い聞かせながら、
今日まで歩んできました。
…これからも。
 

 

2026/02/12 2月12日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

論語 一日一言 
立志立命の道
伊與田覺 監修 致知出版
2月12日

君、臣を使うに礼を以てす

定公問う、君、臣を使い、
臣、君に事うること、之を如何にせん。
孔子対えて曰わく、
君、臣を使うに礼を以てし、
臣、君に事うるに忠を以てす。
【訳】定公(魯の君主)が先師に尋ねられた。
「君が臣を使い、臣が君に仕えるのには、ど
うすればよいか」先師が答えられた。
「君は礼を以て臣を使い、臣は忠(まこと)
を以て君に仕えれば宜しいと思います」

「相手が動いてくれない」と嘆く前に、
相手に「礼(敬意)」を尽くしているか?
「上が分かってくれない」と腐る前に、
自分は「忠(誠実さ)」を持って向き合っているか?
権力を使って無理やり命令するのではなく、
一人の人間として尊重し、敬意を持って接すること。
これがリーダーの第一条件だ。
・・・『人は自分の鏡』と言います。
上の者が「礼」を尽くすから、
下の者は「忠」で応えたくなる。
下の者が「忠」であるためには、
上の者が「礼」を示さなければならない。
どちらか一方ではないのですね。
…「他人のふり見て我が降りなおせ」
という言葉もあります。
 

2026/02/11 2月11日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

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2月11日

君に事うるに礼を尽す

子曰わく、君に事うるに礼を尽せば、
入以て諸えりと為すなり。
【訳】先師が言われた。
「君に仕えるのに礼を尽すのは当然であるが、
今の人はへつらいだと言う」
*孔子時代にはすでに仕官の基礎的な条件に礼
楽射御書数の六芸(りくげい)があった。中でも最も
重要視されたのが礼楽であった。下克上の風潮
が出て来るに従って、君に対して鄭重な礼を尽す
のを詣(へつらい)と見る傾向もあったのであろう。
しかし孔子はそんな風潮には従わないとの言葉
が内に秘められていると思われる。


「あんなに丁寧に礼を尽くすなんて、
主君へのへつらいで取り入ろうとしているだけだ。」
「周りがどう言おうと、私は正しいと思う礼を尽くす。
それを『へつらい』と呼ぶなら、呼ぶがいい。
私は私の道を歩む」
・・・自分が果たすべき誠実さを100%出し切る。
その姿勢が大切なのですね。
相手のためではなく、自分の生き方の問題だと考えます。
 

2026/02/10 2月10日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

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1月10日

君子は争う所無し

子曰わく、君子は争う所無し。
必ずや射か。
【訳】先師が言われた。
「君子は争わない。
争うのは、ただ礼射ぐらいであろうか」
*日本の国技である相撲は中国古代の礼射の
ように最も礼節を重んずる。まず神域という
べき土俵を自分の身と共に塩払いをし、次い
で互いに拍手を打って礼拝し、勝負がすめば
互いに揖して下る。横綱はその最も典型であ
るべきである。相撲の神様と語り伝えられる
双葉山はまさにそうだった。


君子は、他人を蹴落としたり、
感情にまかせて言い争ったりはしません。
自分を磨くことに集中し、
勝ち負けを競うことをしないのです。
相手を倒すための争いではなく、
自分を高め合うための競いは積極的に行います。
・・・勝敗よりも、その過程の振る舞いが大切なのですね。
 

2026/02/09 2月9日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

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1月9日

義を見て為さざるは勇無きなり

子曰わく、
其の鬼に非ずして之を祭るは諸なり。
義を見て為さざるは勇無きなり。
(為政第二)
【訳】先師が言われた。
「自分の先祖でもないのに祭るのはへつらいである。
正義だと知りながら行わないのは勇気がないのだ」

損得勘定や世間体で動くのではなく、
健善(正義の道)に素直に従う強さを持ち人生を送ります。
 

2026/02/08 2月8日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

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2月8日

なんぞ政(まつりごと)を為すことを為さん

子なんぞ政を為さざる。
子曰わく、書に云う、孝なるかな惟れ孝、
兄弟に友に、有政に施すと。
是れ亦政を為すなり。
笑ぞ其れ政を為すことを為さん。
(為政第二)
【訳】
「先生はどうして直接政治に携わらないのですか」
先師が答えられた。
「書経に『親には孝行を尽し、兄弟は仲良くすれば、
それが自ら政治を為すことである』とある。
これから見て、家庭生活をよくするのもまた政治だ。
どうして強いて政治に携わる必要があろうか」


家庭の中で、敬意を持って親に接し、
愛情を持って兄弟と接すること。
これは人間関係の基本であり、
人としての「誠実さ」を育てる訓練です。
「家庭を円満に治めているなら、
その影響力は自然と社会に広がり、
結果として政治を行っているのと同じだ」
・・・と言われています。
私たちが家庭を大切にし、
職場の人間関係を誠実に築くことは、
地味ですが、社会を良くする『源』なのですね。
『政治の根本は、日々の暮らしや家庭の中にある』
・・・心洗われます。
 

2026/02/07 2月7日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

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2月7日

敬忠にして
勧ましむるには

季康子問う、
民をして敬忠にして以て勧ましむるには、
之を如何にせん。
子曰わく、之に臨むに荘を以てすれば則ち敬す。
孝慈なれば則ち忠あり。
善を挙げて不能を教うれば、則ち勧む。
(為政第二)
【訳】季康子(魯の大夫)が尋ねた。
「民に敬意と忠誠の念を以て仕事に精を出させるには、
どうすればよいか」
先師が答えられた。
「上に立つ者が、民に重々しい態度で臨めば、
敬意を払うようになります。
上に立つ者が、親に孝行を尽し、子や弟を慈しめば、
民は忠誠の念を持つようになります。
有徳の人を挙げ用い、
不能の者をねんごろに教え導けば、
自ら仕事に励むようになります」
*孔子の時代には政治の中心となるのが
天子・諸侯であった。
実際政務の担当者には卿・大夫・士がおり、
これに対して農工商の庶民がいた。
為政的立場にある者は、
民の信頼と尊敬を受けることが先決である。
そのためには権力の上に権威が備わることが肝要である。
その権威は人知れず自己研鍛を穣み重ねて、
仁徳を身に体することにより、
自ら顕現されるものである。


『上に立つ者が、自分自身を律し、
仕事や相手に対して真摯であれば、
周りは自然と背筋を伸ばし、
尊敬の念を持つようになります。
「まずは自分から襟を正せ」ということです。
リーダーが自分の家族を大切にし、
部下をわが子のように慈しむ心を持てば、
部下も「この人のために頑張ろう」
という忠誠心で応えるようになります。
優れた人を正当に評価して引き上げ、
不慣れな人や力不足な人を丁寧に育てる。
公平な環境があって初めて、
人は「自分も頑張ろう」と自発的に励むようになります』
・・・昨年からの体調不良もあり、
胸を張れる生活態度であるのか?
まずは、健康、そして…襟を正します。

 

2026/02/06 2月6日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

論語 一日一言 
立志立命の道
伊與田覺 監修 致知出版
2月6日

人にして信無くんば

子曰わく、人にして信無くんば、
其の可なるを知らざるなり。
大車親なく、小車軌無くんぱ、
其れ何を以て之を行らんや。
(為政第二)
【訳】先師が言われた。
「人であって信(まこと)がなければ、
どうにもしようがない。
それは牛に引かせる荷車に
轅(ながえ)のはしの横木がなく、
馬に引かせる車に鞭のは
しのくびきどめがないようなもので、
いったいどうして車を進めることができようか」


どんなに才能があっても、
どんなに高い志を語っても、
信(まこと)がなければ、
他人の力を借りることも、組織を動かすことも、
目的へ向かって進むこともできない。
どんなに優れたスキル(牛馬)を持っていても、
周囲からの信頼(留め金)がなければ、
その力は空回りし、
目標(車体)を前に進めることはできません。
「あの人の言うことなら協力しよう」と、
思われる「信」があって初めて、
人生という車は走り出すのです。
『スキルのある人 = 力の強い牛や馬』
『計画や目標 = 立派な車体』
『信頼関係 = 留め金(輗・軏)』
信用は、能力以上に
人を前進させるエネルギーになるのですね。
 

2026/02/05 2月5日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

論語 一日一言 
立志立命の道
伊與田覺 監修 致知出版
2月5日

何を為さば民服せん

哀公問うて曰わく、
何を為さば則ち民服せん。
孔子対えて曰わく、
直きを挙げて諸を狂れるに錯けば則ち民服す。
柾れるを挙げて諸を直きに錯けば則ち民服せず。
(為政第二)
【訳】哀公(魯の君主)が先師に尋ねた。
「どうすれば民は心から服するか」
先師が答えられた。
「正しい人を挙げ用いて、曲がった人の上におけば、
民は心から服します。曲がった人を挙げ用いて、
正しい人の上におけば、民は心から服しません」


正しい人を上位職に据え、
正しくない人の上に配置すれば、
組織の風通しが良くなり、
「正しく頑張れば報われる」と納得します。
逆に、ずる賢い人や不誠実な人を、
実直な人の上に置いてしまうと、
組織のモラルは崩壊します。
「正直者が馬鹿を見る」状態になり、
リーダーを信頼しなくなります。
・・・誰が正しい人なのか?
見間違うと大変な組織が出来上がってしまうのですね。
今回の総選挙で正しい人が
国のリーダーになっていただきたいものです。
私流だと『健善』『正義の道』です。
 

2026/02/04 2月4日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

論語 一日一言 
立志立命の道
伊與田覺 監修 致知出版
2月4日

女に之を知るを誘えんか

子曰わく、由、女に之を知るを誘えんか。
之を知るを之を知ると為し、
知らざるを知らずと為す。
是れ知るなり。
(為政第二)
【訳】先師が言われた。
「由よ、お前に「知る」ということを教えようか。
知っていることは知っている、
知らないことは知らないと素直に言えるのが、
本当に知るということだ」
*由は名、姓は仲、字は子路または季路。
孔子より九歳若い門人。


人から良く見られたい。
無知だと思われたくない。
という心理から、曖昧な知識を
「知っている」と言い張ってしまうことがあります。
知らないことを「知っている」と言い張った瞬間、
そこから先の成長は止まってしまうのですね。
経営の神様松下幸之助翁は生前、
「小学校も出てへんから知らんことだらけや、
『知らんから教えてくれ』
と素直になんでも聴けるんや」
と言われていたそうです。
…「論語 一日一言」を読み進めるほどに、
毎月通っていた、伊與田覺先生の言葉を思い出します。
 

2026/02/03 2月3日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

論語 一日一言 
立志立命の道
伊與田覺 監修 致知出版
2月3日

異端を攻むるは害のみ

子曰わく、異端を攻むるは、斯れ害のみ。
(為政第二)
【訳】先師が言われた。
「本筋から外れた学問をするのは害があるだけだ」
*確乎たる志を持たずに多岐にわたって学ぶと
統一を失って雑学となり、
かえって迷いの本となる。
痴は物知り馬鹿を意味する。
それを防ぐには若い純良の時に立派な人物に師事し、
不易の真理を説く古典に親しむことが肝要である。
ある学者はそのことに気付き、
蔵書をすべて焼いて新たに出直したのである。


「本質を外れ、目先の知識ばかりを学ぶのは、
自分を成長させるどころか、
かえって迷わせるだけだ」
・・・ということだそうです。
『目的』と『手段』のことですね。
日創研では『意図』と『方法』と言っています。
目的が明確ではないのに、
手段ばかりを学ぼうとすると、
より目的を絞り絞りづらくなってしまうのです。
『少年よ大志を抱け』クラーク博士の有名な名言です。
少年よ、大志を抱け。
しかし、金を求める志であってはならない。
利己的な名声を求める志であってはならない。
名声という名の空しいものを求める志であってはならない。
人間としてあるべき姿を備えるために、志を抱け。

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立志立命の道
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2月3日

異端を攻むるは害のみ

子曰わく、異端を攻むるは、斯れ害のみ。
(為政第二)
【訳】先師が言われた。
「本筋から外れた学問をするのは害があるだけだ」
*確乎たる志を持たずに多岐にわたって学ぶと
統一を失って雑学となり、
かえって迷いの本となる。
痴は物知り馬鹿を意味する。
それを防ぐには若い純良の時に立派な人物に師事し、
不易の真理を説く古典に親しむことが肝要である。
ある学者はそのことに気付き、
蔵書をすべて焼いて新たに出直したのである。


「本質を外れ、目先の知識ばかりを学ぶのは、
自分を成長させるどころか、
かえって迷わせるだけだ」
・・・ということだそうです。
『目的』と『手段』のことですね。
日創研では『意図』と『方法』と言っています。
目的が明確ではないのに、
手段ばかりを学ぼうとすると、
より目的を絞り絞りづらくなってしまうのです。
『少年よ大志を抱け』クラーク博士の有名な名言です。
少年よ、大志を抱け。
しかし、金を求める志であってはならない。
利己的な名声を求める志であってはならない。
名声という名の空しいものを求める志であってはならない。
人間としてあるべき姿を備えるために、志を抱け。

 

2026/02/03 2月2日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

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2月2日

思うて学ぱざれば則ち殆し

子曰わく、
学ぴて思わざれば則ち罔(くら)し、
思うて学ぱざれば則ち殆し。
(為政第二)
【訳】先師が言われた。
「学ぶだけで深く考えなければ、
本当の意味がわからない。
考えるのみで学ばなければ、
独断に陥って危ない」


「勉強ばかりして頭が固くなっている人」と,
「自分の考えが絶対だと過信している人」、
どちらも危ういということですね。
年齢と共に体力低下、
さらに実行力低下…頭が固くなるばかり・・・
一生修行、
「仮説」と「検証」の繰り返し、
PDCLAを回し続け・・・歩み続けます。
 

2026/02/03 2月1日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

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2月2日

思うて学ぱざれば則ち殆し

子曰わく、
学ぴて思わざれば則ち罔(くら)し、
思うて学ぱざれば則ち殆し。
(為政第二)
【訳】先師が言われた。
「学ぶだけで深く考えなければ、
本当の意味がわからない。
考えるのみで学ばなければ、
独断に陥って危ない」


「勉強ばかりして頭が固くなっている人」と,
「自分の考えが絶対だと過信している人」、
どちらも危ういということですね。
年齢と共に体力低下、
さらに実行力低下…頭が固くなるばかり・・・
一生修行、
「仮説」と「検証」の繰り返し、
PDCLAを回し続け・・・歩み続けます。
 

2026/02/03 2月1日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

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2月2日

思うて学ぱざれば則ち殆し

子曰わく、
学ぴて思わざれば則ち罔(くら)し、
思うて学ぱざれば則ち殆し。
(為政第二)
【訳】先師が言われた。
「学ぶだけで深く考えなければ、
本当の意味がわからない。
考えるのみで学ばなければ、
独断に陥って危ない」


「勉強ばかりして頭が固くなっている人」と,
「自分の考えが絶対だと過信している人」、
どちらも危ういということですね。
年齢と共に体力低下、
さらに実行力低下…頭が固くなるばかり・・・
一生修行、
「仮説」と「検証」の繰り返し、
PDCLAを回し続け・・・歩み続けます。
 

2026/02/03 2月1日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

論語 一日一言 
立志立命の道
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2月1日

君子は周して比せず

子曰わく、
君子は周して比せず、小人は比して周せず。
(為政第二)
【訳】先師が言われた。
「君子は誰とでも公平に親しみ、
ある特定の人と偏って交わらない。
小人は偏って交わるが、
誰とも親しく公平に交わらない」
*現代政治家の中には、
選挙の際は誰とも等しく交わろうとするが、
当選するとたちまち自派他派を厳しく選別して
仇敵の如く見る者がある。
同党内に於てもいつしか派閥が形成されて
自由な意志表示が出来なくなり、
若い俊英も溌渕(はつらつ)性を失うことが多い。


「私利私欲のために群れるのではなく、
正義や信念に基づいて誰とでも対等に向き合いなさい」
・・・まるで、
現在進行形の総選挙を言われているようです。
日本では、失われた30年と言われていますが、
中国が元気であった30年の間、
顔色を見ながらの政治だったからでしょうか?
『日本の日本人のための日本の政治』
を強く期待しています。
 

2026/01/31 1月31日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

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立志立命の道
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1月31日

君子は先ず行う

子貢、君子を問う。
子曰わく、先ず行う、其の言は而る後に之に従う。
(為政第二)
【訳】
子貢が君子のあり方について尋ねた。
先師が答えられた。
「まず実行して、言葉はその後だ」
*孔門十哲の言語の部に子貢と宰予がいる。
いずれも孔子に対して鋭い質問や意見を述べて
たしなめられることが多かった。
言行一致を信条とする孔子は、
常に両者の将来を嘱望しながら、
なお君子には遠いとされた。


「口より先に動け」
「まず、実行しなさい。
説明したり、理屈を言ったりするのは、
成果が出てからでいい」
・・・と、言われているのでしょう。
「口だけで、成果を伴わない」・・・信用を失います。
最も大切なのは『成果』。
成果は、行動の先にしかありませんね。
 

2026/01/30 1月30日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

論語 一日一言 
立志立命の道
伊與田覺 監修 致知出版
1月30日

君子は器ならず

子曰わく、君子は器ならず。
(為政第二)
【訳】先師が言われた。
「できた人物は特定の働きを持った器のようではない」
*天は万物を生成化育してやまない。
中国理想の天子と称せられた舜は、
広く天下から有能の人物を抜擢し、
適材を適所に配置してその能を充分に発揮させて、
天下はよく治まった。
そうして自分は常に身を修めゆったりと南面するのみで、
直接政務には携わらなかったという。
論語では無為という。


「リーダーは専門性を持つだけでなく、
さらに大きな視野をもって、
全体を統括できる器を持ちなさい」
・・・ということです。
成長と共に視野を広げ、
全組織を統括することがとても大切なのです。
・・・が、
成長と共により専門性に特化する、
「学者」という職業もありますね。
 

2026/01/29 1月29日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

論語 一日一言 
立志立命の道
伊與田覺 監修 致知出版
1月29日

温故知新

子曰わく、
故きを温れて新しきを知る、
以て師と為るべし。
(為政第二)
【訳】先師が言われた。
「古いことを尋ねてそこから新しいことを知る者は、
人の指導者となることができる」
*温(温)は水と囚と皿の合字である。
囚人と錐も人の子である。
それに飯や湯を与えるのがあたたかい心である。
そうして心のなどんだ時に、
どうしてそんなことをしたのかとたずねるところから、
両方の意味がある。
又冷めた肉汁を適当な温度にあたためるところから、
ふるきをあたためるとも読む。


「古いもの」と「新しいもの」は対立するものではないのですね。
「過去を大切にする心(温故)」があるからこそ、
本物の「新しい知恵(知新)」が生まれるのです。
伊勢の名物『赤福餅』は、
創業300年以上になります。
「古いものを守りつつ、味は常に進化させています」
・・・まさに温故知新です。
 

2026/01/28 1月28日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

論語 一日一言 
立志立命の道
伊與田覺 監修 致知出版
1月28日

人焉んぞ痩さんや

子曰わく、
其の以す所を視、其の由る所を観、
其の安んずる所を察れば、人焉んぞ塵さんや。
人焉んぞ痩さんや。
(為政第二)
【訳】先師が言われた。
「その人が何をしているのか、
その人が何によって行っているのか、
そしてその人がどこに安らぎを持っているのか。
そういうことを観察すれば、
人の値打ちはわかるものだ。
したがって、自分を隠そうと思っても、
決して隠せるものではない」


「その人の価値観を見れば、
その人の本質は丸見栄になってしまう」
・・・言われています。
自分が何に喜びを感じる人間、
どういう価値観で生きていきたいか?
を、明確にしていきなさい。
・・・と言われているのでしょうね。
 

2026/01/27 1月27日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

論語 一日一言 
立志立命の道
伊與田覺 監修 致知出版
1月27日

回や愚ならず

子曰わく、吾回と言う、
終日違わざること愚なるが如し。
退いてその私を省みれば、
亦以て発するに足る。
回や愚ならず。
(為政第二)
【訳】先師が言われた。
「私は顔回と一日中話をしても
彼はおとなしく聞いていて、まるで馬鹿のようだ。
ところが彼の私生活を見ると、
かえって私が教えられることが多い。
回は決して馬鹿ではない」


一見すると「ただの物分りの悪い人(愚か者)」
のように見えました。
しかし、師の言葉を受け止めようとする
「素直さ」の表れだったのです。
顔回が自分の前から去った後,
日々の暮らしの中で実行する姿を見て、
彼は言葉で返すのではなく、
行動で私の教えを証明しているのだと知ったのです。
本当の賢者は、・・・黙って実行する。
「学んだことを自分の生き方で証明する」
・・・ゆっくりと一歩ずつ…修行は続きます。
 

2026/01/26 1月26日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

論語 一日一言 
立志立命の道
伊與田覺 監修 致知出版
1月26日

孝を問う②

子瀞、孝を問う。
子曰わく、今の孝は是れ能く養うを謂う。
犬馬に至るまで皆能く養うあり。
敬せずんぱ何を以て別たんや。
(為政第二)
【訳】子瀞が孝について尋ねた。
先師が答えられた。
「今では親に衣食の不自由をさせないのを
孝行と言うが、
犬や馬に至るまで皆よく養っているではないか。
敬わなければ、何によって犬や馬と区別しようか」
*子瀞は字。姓は言、名は催。孔子より四十五歳若い。


「行動(何をするか)」よりも
「心(どういう気持ちでするか)」が重要なのですね。
『心』がなければ、
それは本当の「孝」ではないのです。
では、
『心』どう育てるのでしょう?
『形から入って心に至る』・・・です。
『形(表面の行動)』→『心』→『形(真の行動)』
が、正しい順ですね
 

2026/01/25 1月25日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

論語 一日一言 
立志立命の道
伊與田覺 監修 致知出版
1月25日

孝を問う①
孟武伯、孝を問う。
子曰わく、父母は唯其の疾を之れ憂う。
(為政第二)
【訳】孟武伯が孝行について尋ねた。
先師が答えられた。
「父母はただ子の疾(やまい)を心配するものであります」
*吉田松蔭は
「親思ふ心に勝る親心今日のおとづれ何と聞くらん」
と辞世の歌を残しているが、
親が子を思う真の心は昔も今も変わるものではない。
大阪生駒にある「でんぼの神様」
と称せはだしられる石切神社には、
年中跣足のお百度詣りが絶えない。
親心の表れである。


「私が親を思う気持ちよりも、
親が私を思う気持ちの方がずっと深い。
私の死を知ったら、親はどれほど悲しむだろうか」
「親というものは、たとえ自分がどんな状況にあっても、
子の身を案じるものです。
石切神社のお百度参りも、
自分の痛みよりも子の健康を願う親の無償の愛なのです」

『孝行をしよう』と力む前に、
『親が自分に何を望んでいるか』と、
自身に問いかけてみます。考えてみます。
『健康でいよう』『誠実に生きよう』
という考えが浮かびます。
・・・親への最高の恩返しになるのですね。
 

2026/01/24 1月24日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

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1月24日

道くに徳、斉うるに礼

子曰わく、
之を道くに政を以てし、
之を斉うるに刑を以てすれば、
民免れて恥ずること無し。
之を道くに徳を以てし、
之を斉うるに礼を以てすれば、
恥ずる有りてかただ且つ格し。
(為政第二)
【訳】先師が言われた。
「国を治めるのに政令や法律のみにより、
統制するのに刑罰を厳しくすれば、
民は法の網を免れて恥じない。
国を治めるのに道徳を本とし、
統制するのに礼(慣習法的規範)によれば、
自ら省みて過を恥じ、
そうして自らを正していくようになる」


真のリーダーは自らの生き方で『徳』を示し、
お互いを『礼』で尊重するのです。
「ルールの穴」を探すのが上手な人がいます。
しかし、
最後は、「正義の道(健善)」だと考えています。
ルールを超えた、『健善』を目指すことが、
良い組織を築いていくのだと思います。
 

2026/01/23 1月23日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

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立志立命の道
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1月23日

吾十有五にして学に志す

子曰わく、吾十有五にして学に志し、
三十にして立ち、四十にして惑わず、
五十にして天命を知り、六十にして耳順い、
七十にして心の欲する所に従えども、矩を瞼えず。
(為政第二)
【訳】先師が言われた。
「私は十五の年に聖賢の学に志し、
三十になって一つの信念を以て世に立った。
しかし世の中は意のままには動かず、
迷いに迷ったが、
四十になって物の道理がわかるにつれ迷わなくなった。
五十になるに及び、
自分が天の働きによって生まれ、
また何ものにも代えられない
尊い使命を授けられていることを悟った。
六十になって、
人の言葉や天の声が素直に聞けるようになった。
そうして七十を過ぎる頃から
自分の思いのままに行動しても、
決して道を踏み外すことがなくなった」
*孔子は生涯自己自身を向上するために
努力を怠らなかった人である。
この章は彼の一生を類推するうえで貴重である。


15歳(志学):「どう生きるか」の目標を定めた。
30歳(而立):自分の足でしっかり立ち、自信を持て。
40歳(不惑):知識が身につき、迷いがなくなった。
50歳(知命):「何のために生きるか(使命)」に気づいた。
60歳(耳順):どんな批判や意見も、
感情的にならず素直に受け入れる。
70歳(従心):自然と「正しい道」に一致するようになる。

60歳、感情的にならず素直に受け入れる。
70歳、ルールを意識しなくても、ルールを破らなくなる。
孔子が一生をかけて目指した、人間としての究極の姿なのですね。
焦らず、64歳の年齢にふさわしい課題に向き合えっていきます。
 

2026/01/23 1月22日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

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立志立命の道
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1月22日

詩三百、
一言以て之を蔽う

子曰わく、詩三百、一言以て之を蔽う。
曰わく、思邪無し。(為政第二)
【訳】先師が言われた。
「詩経にはおよそ三百篇の詩があるが、
その全体を貫く精神は〃思い邪なし〃ということである」
*詩経は、
だいたい周代の詩を孔子が編集したものと伝えられる。
当時は三百十一篇あったと言われるが、
現在に伝わっているのは三百五篇である。


「知識やテクニックを詰め込むことよりも、
まずは自分の心に嘘をつかず、
真っすぐな情熱を持って生きることが、
人間としての基本」
・・・ということを言われているそうです。
茨城の不動産業を営む会長と知り合いになりました。
私よりも3歳年上で、
中学から相撲部屋に入門し、
相撲をあきらめた後は、
途中、自衛隊なども経験しながら、
70以上の仕事を転々としたという猛者です。
70歳を目の前にしながらも、
夢を語りだすと目をギラギラとさせながら、
いつまでもしゃべりまくるパワーあふれる人です。
私自身、年齢を感じていましたが、
落ち着くにはまだまだ早い。
『真っすぐな情熱を持って生きる』…ですね。
 

2026/01/21 1月21日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

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1月21日

政を為すに徳を以てす

子曰わく、政を為すに徳を以てすれば、
瞥えば北辰其の所に居りて、衆星之に共うが雌し。
(為政第二)
【訳】先師が言われた。
「仁の心から発する恕(おもいやり)の政治を行えば、
たとえば北極星が真北にあって動かずに、
多くの星がそれに向かってくるように、
その徳を慕って集まってくるものだ」


「力で支配するのではなく、
『人間としての魅力(徳)』で人を動かしなさい」
ということです。
人を動かそうとするなら、まず自分が北極星、
『お手本』にならなければならないのですね。
・・・思いやり。
自分がされたくないことは、人にもしない。
ジェネレーションギャップを小さくするためにも
・・・学び続けます。
「過去を学ぶ」から「現在を学ぶ」…ですね。
 

2026/01/20 1月20日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

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立志立命の道
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1月20日

人の己を知らざるを患(うれ)えず

子曰わく、人の己を知らざるを患えず、
人を知らざるを患うるなり。
(学而第一)
【訳】先師が言われた。
「人が自分を知ってくれなくても憂えないが、
自分が人を知らないのを憂えるのである」
*孔子の教育方法は、
医者が病に応じて薬を与えるように個別教育を重んじた。
従って個々人の能力や程度をまずよく知って、
最も適切な教えを垂れられた。
しかし人を知ることは容易ではない。
孔子は真の教育者として常にそこに意を注がれたと思う。


「他人に評価されないことを気にする暇があるなら、
相手のことを正しく理解できていない自分を反省しなさい」
という教えです。
自分をアピールする前に、
相手を思いやり、理解する心を持ちなさい。
これができれば、
おのずと周りからの信頼もついてくるのですね。
・・・つもりはあるのですが、
ジェネレーションギャップが
小さくないことを感じています。
 

2026/01/19 1月19日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

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立志立命の道
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1月19日

君子は食飽くを求むること無し

子曰わく、君子は食飽くを求むること無く、
居安きを求むること無し。
事に敏にして言に慎み、有道に就きて正す。
学を好むと調うべきのみ。
(学而第一)
【訳】先師が言われた。
「学問修養に志す人は、飽食を求めない。
家で安閑と居ることを求めない。
物事にあたってはキビキビとし、
言葉は慎み、高徳の人について教えを受けて、
自分の行いを正していくような人こそ、
本当に学を好むということができる」


「本気で自分を磨きたいなら、
目先の心地よさに甘えず、
行動と言葉を律しなさい」
1月16日の独り言で
「頑張って正しくあろう」とするより、
「正しくあることを楽しむ」。
というのがありました。
正しくあることを楽しむためには・・・
実は「目先の心地よさに甘えない」ことが入り口です。
『一生懸命取り組めば…楽しくなる』
の法則の向こうに、
「正しくあることを楽しむ」があるのですね。
 

2026/01/18 1月18日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

論語 一日一言 
立志立命の道
伊與田覺 監修 致知出版
1月18日

性を告げて来を知る

子曰わく、
賜や、始めて與に詩を言うべこれおうつらいしものきのみ。
諸に性を告げて来を知る者なり。
(学而第一)
【訳】先師が言われた。
「賜(子貢の名)よ、
お前と初めて詩経を通じて
人生を語ることができるようになったねえ。
お前こそ一つのことを教えたら、
すぐ次のことがわかる人物だね」


「一つを教えれば、
その先にある大事なことまで理解できる」
という、弟子を絶賛した言葉です。
「一を聞いて十を知る」
という言葉があります。
そのためには事前の多くの知識や経験が必要です。
必要だから学ぶのではなく、
必要以上の事柄を
常に学び続ける姿勢が大切なのですね。
 

2026/01/17 1月17日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

論語 一日一言 
立志立命の道
伊與田覺 監修 致知出版
1月17日

切蹉琢磨

子貢曰わく、
詩に云う、切するが如く瑳するが如く、
琢するが如く磨するが如しと。
其れ斯を之れ謂うか。
(学而第一)
【訳】子貢が尋ねた。
「詩経に『切るごとく、瑳(す)るごとく、琢(う)つごとく、
磨くがごとく、たゆみなく道に励まん」とありますが、
(立派な人物とは)こういう人を言うのでございましょうか」


「切磋琢磨」とは、もともと宝石や工芸品を作るプロセス。
切(せつ): 骨や角を「切り出す」
磋(さ) : 象牙などを「やすりで研ぐ」
琢(たく): 玉(ぎょく)を「ノミで打つ」
磨(ま) : 石を「磨き上げる」
人間学の修養も、これで完成だと思わずに、
どこまでも磨き続けることなのですね。
『死ぬまで修行』
修行ができなくなった時には
生きている価値があるのか?
自問自答しながら修行を続けます。
 

2026/01/16 1月16日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

論語 一日一言 
立志立命の道
伊與田覺 監修 致知出版
1月16日

富みて礼を好む

子曰わく、可なり。
未だ貧しくして道をとれいこのものし
楽しみ、富みて礼を好む者には若かざるなり。
(学而第一)
【訳】先師が答えられた。
「かなりの人だね。
しかしまだ貧しくても心豊かに人の道を
履み行うことを楽しみ、
富んでもごく自然に礼を好んで行う者には及ばないよ」


「頑張って正しくあろう」とするより、
「正しくあることを楽しむ」。
・・・ということだそうです。
この心の余裕こそが、
運命を切り拓く大きな力になるのでしょうね。
そう思い込むことからスタートです。
 

2026/01/15 1月15日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

論語 一日一言 
立志立命の道
伊與田覺 監修 致知出版
1月15日

富みて騎ること無き

子貢曰わく、貧しくして諸うこと無く、
みて驍ること無きは何如。
(学而第一)
【訳】子貢が尋ねた。
「貧しくても卑下して諸うことがなく、
富んでも驍り高ぶることのない者は、
立派な人物と言えるでしょうか」
*孔子の孫の子思(しし)が著した中庸に
「君子は自分の置かれた境遇に応じて行い、
その外を敢えて願わない。
富貴の時は富貴らしく貧賎の時は貧賎らしく、
郷に入っては郷に従い、
患難に遇えば徒らに憂えず恐れず節を守って変らない」
とある。
これを素行自得という。


貧しくても、権力者にすり寄ったり、
卑屈になったりして自分を安売りしない。
富みても、他人を見下したり、威張ったり、
贅沢に溺れたりしない。
この後の文で、孔子は
「貧しくても道を楽しみ、富んでも礼を好む者には及ばない」
と、続いています。
『実ほど首(こうべ)を垂れる稲穂かな』
・・・ですね。
 

2026/01/14 1月14日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

論語 一日一言 
立志立命の道
伊與田覺 監修 致知出版
1月14日

信義に近ければ、日言復むくし

有子曰わく、信義に近ければ、
言復むくきなり。
恭礼に近ければ、恥辱に遠ざかる。
因ること、其の親を失わざれぱ、
亦宗とすべきなり。
(学而第一)
【訳】有先生が言われた。
「約束してそれが人の正しい道(義)
に外れていなければ、約束通りに履み行うべきである。
丁寧さが礼にかなっておれば、人に軽んぜられることはない。
親族づきあいで、その順序を間違えることがなければ、
人として尊ぶべきである」


その約束やこだわりは、
本当に『正しい道』にかなっていますか?
その謙虚さは、自分を卑下しすぎて
『礼』を失っていませんか?
良かれと思ってやる行動も、
正しい基準、物差しがなければ失敗する。
というアドバイスですね。
「約束を守る」「丁寧に接する」という良い行動も、
『それは本当に正しいか?』『節度があるか?』
と自分に問いかけながら進むことを心がけます。
 

2026/01/13 1月13日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

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立志立命の道
伊與田覺 監修 致知出版
1月13日

三年父の道を改むる無し

子曰わく、父在せば其の志を観、
父没すれば其の行を観る。
三年父の道を改むる無くんぱ、孝と謂う可し。
(学而第一)
【訳】先師が言われた。
「父が生きているときには、その気持ちを察して、
それに添うように努め、父が亡くなられてからは、
その行われた跡を見て、これを継承するのがよい。
そうして三年の間、父のしきたりを改めず、
ひたすら喪に服する人なら、真の孝子と言えるであろう」


親が健在なときは、
その人の真価は行動だけでは測れません。
親が亡くなると、子は自由になります。
自分の判断で何でもできるようになります。
その自由な状況で「にどう振る舞うか」を見れば、
その人の真実の姿が明らかになるのです。
大切なことはは、親が亡くなった直後に、
すぐ方針を変えるのではなく、
少なくとも三年間は親の志を大切に守り、
供養する心を持ち続けることなのですね。
私も、すぐに方針を変えたことで
失敗をした例を知っていたので、
「2年間方針を変えない」と決意し、
社長業をスタートしました。
 

2026/01/12 1月12日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

論語 一日一言 
立志立命の道
伊與田覺 監修 致知出版
1月12日

夫子は温良恭倹譲

子貢曰わく、夫子は温良恭倹譲、
以て之を得たり。
(学而第一)
【訳】子貢が言った。
「孔先生はお人柄がおだやかで素直、
恭(うやうや)しくして行いにしまりがあり、
それに謙虚で人に譲るところがあるので、
自(おのずか)ら先方より求められたのである」
*「先生はどの国においても指導者として迎えられているが、
これはご自分から求められたものか、
それとも先方から与えられたものか」
という子禽(しさん)の問いに答えた言葉。


温(おだやかさ)人を包み込むような優しさ。
良(素直さ)誠実でいて、偏りがないこと。
恭(うやうやしさ)礼儀正しく、自分を律して相手を敬う態度。
倹(しまりがある)贅沢をせず、自分を慎み、無駄な欲がないこと。
譲(ゆずる)自分の手柄を誇らず、謙虚に他人に道を譲ること。
「自分から求めて得たもの」ではなく、
「相手が与えずにはいられなくなって得たもの」
『徳を磨けば、道は自ずから開ける』
ということですね。
 

 

2026/01/11 1月11日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

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立志立命の道
伊與田覺 監修 致知出版
1月11日

終を慎み遠きを追う

曾子曰わく、
終を慎み遠きを追えば、民の徳厚きに帰す。
(学而第一)
【訳】曾先生が言われた。
「親の葬儀を丁重にして真心から喪に服し、
そして先祖の祭を手厚くすれば、
民の人情風俗は自ら厚くなるものだ」
*戦後民法の改正によって家族制度は崩壊した。
更に急速に核家族化が進み、神棚や仏壇のない
家が多くなり、敬神崇祖の醇風美俗が失われつ
つある。神詣でや墓詣りに幼少の子や孫を連れ
て行くように心掛けることが、人情風俗をよく
する一助となると思う。


「目に見えない先祖を大切にできる人は、
今、目の前にいる他人のことも大切にできるはずだ。
その『先祖への敬意』こそが、
社会を良くする土台になる」
私たちは一人で生きているわけではなく、
親から子へ、何世代も続く命のリレーの中にいます。
今の自分があるのは、先祖がいるからなのです。
・・・「感謝の心」が湧いてきます。
日々線香あげ続けています。
 

2026/01/10 1月10日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

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立志立命の道
伊與田覺 監修 致知出版
1月10日

改むるに禅ること勿かれ

忠信を主とし、
己に如かざる者を友とすること無かれ。
過てば則ち改むるに値ること勿かれ。
(学而第一)
【訳】
「忠信を第一とし、
安易に自分より知徳の劣った者と交わって
いい気になってはならない。
そして過ちに気がついたら、
改めるのに誰にも遠慮はいらないよ」


「誠実さを大切にし、甘えを捨てて、
間違いはすぐに認めよう」
「間違えた!」と思った瞬間に、
躊躇せずにパッと自分を修正する。
一番のポイントは躊躇しない「スピード」なのですね。
小山さんの原点は、論語なのかも・・・。
 

2026/01/09 1月9日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

論語 一日一言 
立志立命の道
伊與田覺 監修 致知出版
1月9日

学べば則ち固ならず

子曰わく、君子、重からざれば則ち威あらず。
学べば則ち固ならず。
(学而第一)
【訳】先師が言われた。
「上に立つ人は、
言動を重々しくしないと威厳がなくなる。
学べば独善、頑固でなくなる」
*孔子は常に己を修め、博く学んで怠らなかった
ので、その風貌は温良恭倹譲で、一見して敬愛せ
られ、近づいて学ぼうと思わせるものがあった。
ところが一般人は老いるにしたがって枯木の如く
固くなって、人から敬遠され、益々孤独となって
いくのである。


「学び続けることで、心と頭をやわらかく」
世の中には自分の知らないことがたくさんあります。
「なるほど、それは知らなかった!」と、
素直に認め、好奇心を持ち現代の感性に触れて行きます。
 

2026/01/08 1月8日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

論語 一日一言 
立志立命の道
伊與田覺 監修 致知出版
1月8日

之を学びたりと請わん

子夏曰わく、賢を賢として色に易え、
父母に事えて能く其の力を蝿し、君に事えて能
く其の身を致し、朋友と交るに言いて信あ
らば、未だ学ばずと日うと雛も、吾は必ず
之を学ぴたりと謂わん。
(学而第一)
【訳】子夏が言った。
「学徳の備わった立派な人物を恋人を思うよりも敬愛し、
親に対しては全力を尽して孝養に励み、
君(国)に対しては身の安危をかえりみず忠誠を尽す。
友達と交わるときは絶対に二枚舌を使わない。
こうであれば、まだ書物を読んで学ばないと言っても、
私はすでに学んだ人だと言おう」


簡単にまとめると、
「勉強とは、本を読むことではなく、立派に生きることである」
「人の中身を見る」
「親を大切にする」「仕事に一生懸命」「友達を裏切らない」
学問とは、「知識を増やすこと」ではなく、
「誠実な人間になること」・・・だということです。
30歳くらいから実践しつつ、
研修を受けまくりました。
実践の入り口は旧社屋のトイレかスタートし、
15年続けた「トイレ掃除」です。
 

2026/01/07 1月7日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

論語 一日一言 
立志立命の道
伊與田覺 監修 致知出版
1月7日

入りては孝、出でては弟

子曰わく、
弟子、入りては則ち孝、出でては則ち弟、
謹みて信、汎く衆を愛して仁に親しみ、
行いて余力あれば、則ち以て文を学べ。
(学而第一)
【訳】先師が言われた。
「若者の修養の道は、家にあっては孝を尽し、
世に出ては長上に従順であることが第一である。
次いで言動を謹んで信義を守り、
人々を愛し、高徳の人に親しんで、
余力あれば詩書などを読むことだ」


「知識・勉強よりも、まず実践が先である」
「人間としての根っこの人格ができていない状態で
知識だけを身につけると、その知識を悪用したり、
鼻にかけたりする鼻持ちならない人間になってしまう」
ということですね。
ネットや本で得た「正論」を振りかざす前に、
まず目の前の家族や同僚に優しくできているか?
・・・まだまだ、心が幼いことを感じています。
1月4日からの流れを振り返ると
本を務む(土台が大事)
巧言令色少なし仁(うわべを飾るな)
三省(毎日振り返れ)
入りては孝、出でては弟(まず身近な実践から。勉強はその後だ)
ということだそうです。
 

2026/01/06 1月6日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

論語 一日一言 
立志立命の道
伊與田覺 監修 致知出版
1月6日

吾日に吾が身を三省す

曾子曰わく、吾日に吾が身を三省す。
人の為に謀りて忠ならざるか、
朋友と交りて信ならざるか、
習わざるかを伝うるか。
(学而第一)
【訳】曾先生が言われた。
「私は毎日、自分をたびたび省みて、
よくないことははぶいておる。
人のためを思って真心からやったか、
友達と交わって嘘いつわりはなかったか、
まだ習得しないことを人に教えるようなことはなかったか」
*曾子 姓は曾、名は参、字は子輿、孔子より四十六歳若い。


「三省」:自分を映す3つの鏡
①「手抜きをせず、真心を尽くしただろうか?」
②「信頼を裏切らなかったか?」
③「受け売りで他人に教えなかったか?」
情報が溢れる現代では、
体験もしていない情報を簡単にシェアできます。
発信する前に「これは本当に自分が納得していることか?」
と一呼吸置くことの重要性ですね。
ある意味、現代社会には嘘があふれているのです。
 

2026/01/05 1月5日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

論語 一日一言 
立志立命の道
伊與田覺 監修 致知出版
1月5日

巧言令色、鮮なし仁
(こうげんれいしょく、すぐじん)

子曰わく、
巧言令色、鮮なし仁。
(学而第一)
【訳】先師が言われた。
「ことさらに言葉を飾り、
顔色をよくする者は、仁の心が乏しいものだよ」
*礼は、全体と部分、部分と部分を調和する潤滑油
のように重要である。俵(ねい)は仁と女の合字である。
内にある誠の心を女のようなやさしい言葉とおだや
かな態度で表現すれば、相手が素直に快く受ける。
しかし下心を以て表現すると、こびへつらいやおべ
んちゃらと、かえって相手から軽蔑される。


巧言: 相手の心地よいように、言葉を飾ること。
令色: 相手に媚びるように、表情を愛想よく取り繕うこと。
鮮(少)なし仁: そういう振る舞いをする者に、
本当の思いやりがあることは多くない。
言葉や表情という『外見』ばかりを整えて、
誠実な心が伴わないことは危険なことです。
「礼」は、潤滑油なのですね。
とは言え、表面を整えることが大切なのではなく、
心が表面に現れることがとても大切なのです。
内面を磨き表面ににじみ出るよう、
今年一年精進します。
 

2026/01/04 1月4日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

論語 一日一言 
立志立命の道
伊與田覺 監修 致知出版
1月4日

君子は本(もと)を務む

君子は本を務む、本立ちて道生ず。
孝弟なる者は、其れ仁を為すの本か。
(学而第一)
【訳】
「何事でもまず本を務めることが大事である。
本が立てば、進むべき道は自ら開けるものだ。
したがって孝弟は仁徳を成し遂げる本であろうか」


根本がしっかり定まれば、
進むべき正しい道、
人生の指針は自ずと見えてくるのですね。
「小手先に走らない」
「足元を固める」
「自然体」を大切にし、
新年にあたり、自分の足元である、
家族や心構えを見つめ直します。
 

2026/01/04 1月3日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

論語 一日一言 
立志立命の道
伊與田覺 監修 致知出版
12月3日

上を犯すを好む者は鮮なし

有子曰わく、其の人と為りや、
孝弟にして上を犯すを好む者は鮮なし。
上を犯すを好まずして乱を作すを好む者は
未だ之れ有らざるなり。
(学而第一)
【訳】有先生が言われた。
「その人柄が、家にあっては親に孝行を尽し、
兄や姉に従順であるような者で、
長上に逆らう者は少ない。
長上に好んで逆らわない者で、
世の中を乱すことを好むような者はない」


親を敬い、兄弟仲良くできるような温かい人間性が育っていれば、
その人は社会に出ても規律を乱すことなく、
平和を担う存在になる」

「立派な社会人になろうとする前に、
まず一番身近な家族に対して『敬い』と『愛』を持って接しているだろうか?
その小さな積み重ねこそが、
巡り巡って平和な社会を作る大きな力になるのだ」
 

2026/01/04 1月2日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版...

論語 一日一言 
立志立命の道
伊與田覺 監修 致知出版
1月2日

人知らずしてうらみず

人知らずして偶みず、亦君子ならずや。
(学而第一)
【訳】
「人が自分の存在を認めてくれなくても、
怨むことなく、
自らなすべきことを努めてやまない人は、
なんと立派な人物ではないか」


新しく始めたサービスや仕事が、
例えば、「広ガスハウジング」の名称。
すぐには周囲に認められなくても焦りません。
大切なのは、他人の評価ではなく、
自分の信念だと信じています。
とはいえ、
「正しいことは必ず理解される」
というもう一つの信念を持ち続け、
進み続けます。
 

2026/01/04 1月1日 論語 一日一言 立志立命の道 伊與田覺 監修 致知出版

新年、
あけましておめでとうございます
2026年も、
よろしくお願いいたします。



論語 一日一言 
立志立命の道
伊與田覺 監修 致知出版
1月1日

朋遠方より来る

子曰わく、学ぴて時に之を習う、
亦説ばともえんぽうきたあしからずや。
朋遠方より来る有り、亦楽しからずや。
(学而第一)
【訳】先師が言われた。
「聖賢の道を学んで、時に応じてこれを実践し、
その真意を自ら会得することができるのは、
なんと喜ばしいことではないか。
共に道を学ぼうとして、
思いがけなく遠方から同志がやってくるのは、
なんと楽しいことではないか」


今年一年、
自分のために学び、それを実行に移していきます。
そうして自分を高めていけば、
必ず最高の出会いが待っていることでしょう。
2026年、3KM手帳の黙読から、
スタートします。